Message 代表メッセージ

代表取締役社長山田 賢一

やりたいことを目指せる
場所であり続けたい

「Technology & Management の二乗」を冠する、新会社を設立

私は新卒でソフトウェアを開発する会社に就職し、プログラマ、システムエンジニア、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを経て技術を磨いてきました。さらには関連会社の社長職を歴任するなど、アプリケーション開発から業務統合システムの開発まで、ひと通りの業務に関わってきたように思います。

なかでも出身会社の若き社員時代は制御系の仕事が多く、変電所、製鉄所、火力や原子力の発電所、ファクトリーオートメーション、極め付けには新幹線の運行制御システムにも携わりました。ただ、制御系の業務は出張が多く、地方に長期間滞在するのも大変ですので、ビジネスアプリケーションの開発・基盤構築および運用事業を中心としています。一時は協力会社を通じて800名を手配していたほど、人員調達は大変でした。そんな状況を経験し、「自分たちでエンジニア人材をアサインできる会社を作れないだろうか」と考えたのちに誕生したのが、ティエム2なのです。

エンジニアが自らマネジメントしながら、しかもやりたい仕事に取り組める。そんな相乗効果を有する技術者集団を目指して、新会社は「Technology & Management の二乗」という意味を込め、ティエム2と命名しました。設立当初、私は発起人の一人として名を連ね、他社の役員及び社長を経験し、2016年に社長に就任しました。

TM2の強み

我が社の強みは二つあります。
一つ目は、幅広い年代層で優秀なエンジニアが揃っていることですね。新卒の22歳から還暦を超えるベテランまで、2007年の設立でありながらここまで豊富な人材を擁している会社は、そうないでしょう。実は設立3,4年後に、母体となっているソフトウエア開発の会社から中堅技術者を50名ほど招聘したのです。ティエム2の設立意図に賛同してくれ、今では自らをマネジメントしながら当社の飛躍的な成長を支えてくれています。
今では母体となる会社の一番の協力関連会社となっています。

また、新卒採用を毎年継続して行っており、若い層が厚いことも見逃せません。当社には若手をしっかり教育できるエンジニアが豊富で、10年後、20年後を見据えて今の若手が中心となる体制づくりが行えることは、企業存続と発展の観点からも重要と考えています。

二つ目は、お取引先の顧客が大手中心で安定していることです。設立当初は、母体の会社経由の業務が中心でした。しかし、マネジメントまで任せられる技術者集団であることが評判を呼び、通信会社とそのグループ会社のシステム開発及び運用業務を中心とし、その他にも銀行のインターネットバンキングシステム構築や保険・損保関連のシステム開発や基盤構築・運用など、多くの大手ユーザーから重要な案件をご依頼いただくまでになりました。
この二つの強みは好循環を推進する両輪となっており、手応えのある最先端の開発業務がエンジニアのスキルを高め、さらにネクストステージへのチャレンジを可能にしているのです。

中堅らしい働き方を極め、
開発力で優位に立つ

近々の目標としては、社員数300名を目標に掲げています。以降はその規模感を起点とし、中堅らしい対応力でユーザーに対しても、当社にとってもプラスになる開発に取り組んでいきたいですね。仕事そのものを社員300名+パートナー150~200名というキャパシティに見合った無理のないものに集約しつつ、そのなかで第一線分野に取り組んでいくことになるでしょう。

今後のIT業界は、需要そのものは伸びていくと思われますが、その過程で開発力の優劣が大きく生じてくると私は考えています。その波を乗り切り開発力で優位に立つためにも、新人の育成こそが重要です。

そこで当社では新人に「目標管理シート」を作成して頂き、7月・10月・2月の年3回にわたり上長のアドバイスを受けながら更新することで、計画の大切さと目標に対する意識づけを行なっています。3年ほど経ち、少しずつキャリアを積んできた頃には「目標管理シート」を介した考え方が身に付いているでしょうから、そんな方には責任ある業務を積極的に任せ、しかるべきポジションへと登用していく方針です。当社は実力主義の会社であり、出る杭は伸ばす風土ですので、自らを磨いて常に先を目指したい人にはマッチすると思います。

「自由で真面目な会社」に共感できる人を求めています。

求める人材は目標を持ち、その達成に向けて真面目に取り組める人ですね。ティエム2は、「自由で真面目な会社」だと思っています。やりたいことは、積極的に発信してほしい。でも一度やるとなったら、真面目に取り組む。この考えに共感していただけるなら、大歓迎ですね。

大企業に入社して、じっくり上を目指すのも良いでしょう。しかし、会社は仲間たちと長い時間を過ごす場所です。互いのことを深く理解している、良好な人間関係の中で手応えあるモノづくりに取り組める、そんな環境が皆さんをしっかり育ててくれるのではないかと思います。

代表取締役社長 山田 賢一
山田 賢一株式会社ティエム2 代表取締役社長
2007年6月1日設立発起人、2016年より現職
休日には奥様と近場への小旅行を楽しむという山田社長は、40年以上もIT業界で活躍してきたスペシャリストです。