幾多のチームを束ねる
グループリーダーとして、
｢自立したエンジニア｣を
体現していく。

私が入社したときは、ティエム2は20名ほどの会社でした。フランクな社風で伸び伸びと仕事に取り組んでいること、そして小ぶりな会社にも関わらず、大手のお客様から重要な開発案件を任されていることが印象的でしたね。
私自身も入社早々、メガバンクのネットバンキングシステム開発を任されました。その業務に4年ほど携わったのち、次は流通系カード会社の電子マネーシステムの開発プロジェクトに参加し、機能追加を担当しました。半年後にはチームリーダーとして、比較的裁量を与えてもらっていました。

次に参加したのが、現在も担当している大手通信キャリアの画面開発です。
通信回線などの契約を申し込むとき、Web上で様々な項目を記入する必要があるのですが、その画面をいかに使いやすくするかがミッションです。
この開発も機能追加が多く、プランそのものや選択メニューの変更、時節毎のキャンペーン対応など、常に内容に即した画面を作り込んでいかなければなりません。私はこの開発を担当して6年になりますが、3年目にグループリーダーへ昇格。当初は2名でスタートしたプロジェクトも、現在では35名になり、そのグループを管理統括する立場で日々業務に取り組んでいます。

ちなみに35名のうちの15名が社員、20名が協力頂くパートナー会社のメンバーとなります。

ひとつのチームを管理・統括するチームリーダーは、メンバーの進捗をサポートしながら現場全体を把握していきます。個々と深く接することで資質や技量、性格を把握し、適材適所の采配を行うことができるので、仕事もやりやすくなり、ひいてはメンバーから信頼されるチームリーダーへと成長するでしょう。

私はこの過程をいかに自分のものにできるかが、グループリーダーへのステップアップにつながると思っています。人と接するのが好き、人の面倒を見るのが性に合っている、そんな方なら大いに可能性が広がるでしょう。
逆に、スタンドプレーが好きな方や周りが見えないタイプの方は、ティエム２のリーダー職には向かないかもしれませんね。

ティエム２の技術者は、「自立したエンジニア」を目指しています。これは会社としての方針であり、働く誰もが共感している目標でもあります。グループリーダーは、チームリーダーからも、会社の経営層からも、信頼されていなければ務まりません。そこに厳しさがある反面、「自立したエンジニア」として開発業務のほとんどに携わることができるため、その裁量は驚くほど大きなものです。

ぜひ皆さんも、入社されたら「自立したエンジニア」へと成長するために、キャリアアップの道筋をしっかり見定めてもらえればと思います。